歯科医師臨床研修
研修プログラム2
高齢者歯科単独型 募集定員6名
1年間を通して鶴見大学歯学部附属病院で研修を行うプログラムです。
基本研修は、厚生労働省の検討部会でまとめられた基本習熟コースおよび基本修得コースの到達目標に沿って行います。研修場所は、主に高齢者歯科です。
研修内容
<基本習熟コース>
| 医療面接 | すべての患者さんに行います。特に、高齢者では有病者が多いので、医療情報の収集に重点を置きます。 |
| 総合診療計画 | 担当するすべての患者さんに対し、歯科的問題点だけではなく、基礎疾患に対する対応も含め、診療方針と治療計画を立案します。また、そのうち数例については症例検討会で発表します。年間を通して高齢者歯科で行われます。 |
| 予防・治療基本技術 | 担当するすべての患者さんに主に齲蝕と歯周病に関する予防法を実践します。特にカリエスコントロースおよびプラークコントロールの基本治療と患者指導を行います。また、診療録記載の基本を学ぶとともに、保険医療の実践についてもそのシステムを学びます。 |
| 応急処置 | 急患として高齢者歯科に来院された患者さんのうち、疼痛の除去、外傷に対する処置、修復物などの脱離や破損、不適合義歯に対する処置を行います。 |
| 高頻度治療 | 基本的歯科治療のほとんど全てが含まれます。日進月歩の歯科医療をその最前線で研修し、従来の歯科治療とどのようなコンセプトで、どのような治療方法の変化が起きているかを学ぶことができます。 |
| ① 保存補綴治療 | 担当する患者さんに行う基本的保存、補綴治療を総合治療計画に基づいて実践します。 専門的治療の必要がある場合は指導医の治療補助あるいは治療見学を行うことができます。歯周治療・歯内治療・保存修復・Cr&Br・有床義歯についてはミニマムリクアイアメントを設定してあります。また、基本的な技工はすべて自らが行います。 |
| ② 口腔外科治療 | 外来における抜歯など基本的な外科処置を実践します。 |
| ③ 歯科放射線科研修 | 担当するすべての患者さんに、必要なX線検査を自ら実施可能となるよう指導するとともに、口内法およびパノラマX線像の画像診断について習得し、MRI検査、CT検査などについては、放射線科において一定時間研修を行います。 |
| ④ 医療管理・地域医療 | 保険診療の実際について、診療録や診療報酬請求書などの作成方法を学ぶとともに、照会状・処方箋など各種医療書類の書き方を修得します。 |
<基本習得コース>
| 有病者の治療 | 高齢患者の約90%が有病者であるため、安全な歯科診療を行うための全身状態の把握と対応が必須です。これを達成するための基本的な知識・態度・技能を身に付けます。 |
| 救命救急処置 | 研修医全員を対象に、一次救命処置(BLS:成人の心停止、呼吸停止、気道の異物除去、AED自動体外式除細動機の使用法、小児および乳児の心停止、呼吸停止、気道の異物除去)について実習を主とした講習を受講します。 |
| 医療安全および感染予防 | 病院内には医療安全委員会および感染対策委員会が設置されており、定期的な講習会が開かれ病院内で働く人々が 円滑な診療を行うために必要な医療安全および感染予防に関する知識・態度・技能を習得することができ、実際に感染症患者の歯科治療を行うことができます。 |
| 経過評価管理 | 自ら行った治療の経過を観察評価するために、定期的にリコールを行い、フィードバックを行います。 |
| 予防治療技術 | 生涯研修のために必要な専門的知識や高度先進的技術を各科の専門分野に出向き、体験することができます。また、指導医によりPOSやEBMに基づいた医療を文献検索などのコースとともに調べることができます。 |
| 医療管理 | 各協力型施設において経営管理について学ぶとともに、必要に応じた医療情報の収集を行います。また、研修期間を通して放射線管理の実際を経験し、医療廃棄物の扱い等についても適切に処理できるように指導します。 |
| 地域医療 | 歯科訪問診療、ホスピスの見学などについても附属病院関連の協力施設の協力により、行うことができます。 |
<その他の特色あるオプションコースを設定>
| 摂食・嚥下リハビリテーションの見学、在宅訪問診療に同行し見学、アンチエイジング外来の見学、麻酔科外来での歯科治療の見学など。 |
